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感情は体調と思ってみる

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今日は、何だかイライラしたなあ・・・理由もないのに。

今日は、なんだかいい気分だったなあ・・・特に何っていうことなかったのに。



案外と、そんな日ってありませんか?

そんな時、その日の感情の原因を、その日起こった事象に求めたりしますか?



もちろん、仕事の内容や状況、家のこと、人間関係、楽しみにしていること、避けたいと思っていること、

そういうことに原因はあったりします。

でも、もう一つ、その日の感情に大きく影響するのが・・・



言わずと知れた、その日の体調。



睡眠不足だったら、感情は泡立ちやすい。

よく眠れた日には、それだけで気分がいい。

疲れが溜まっていると、物事を悪く捉えやすい。



そういったことは、どなたでもご経験があると思います。



その先、一歩進めると、こんなことが見えてきませんか?



今日は、身体がガチガチな気がする。考え方もガチガチ気味だなあ。

今日は、よく寝たのに何だか調子が出ない。交感神経のスイッチがいまいち入っていない感じ。

今日は、理由なく気分がいいなあ。今朝のお通じが気持ち良かったせいもあるかしら

(こういう話が嫌いな人には、ゴメンナサイ)。

今夜は、気持ちよく力が抜けたー。さっき、身体に沁みこむ美味しいご飯食べたからかな。

今夜は、短時間の強め運動しただけなのに、気分が激変。さっきまでのイライラがどこか行っちゃった。



そう、いつもと、起きている事象自体はそれほど変わらないけれど、感情って異なることもあるんです。

体調がちょっと変わっただけで、意外と気持ちって変化しやすいんです。

だったら、”この感情は、今日の体調の微妙な具合から来たのかもしれない”、と思ってみませんか?



体調だったら、よくなるよう対処すれば、感情もよりよくなるかもしれない。

よい体調だったら、再びよい体調になるように、何が良かったか振り返ってみたらいい。



・・・そう考えるようにすると、おまけもあります。

この考え方って、出来事や自分の考え方を客観的に眺めるのにも、きっと役立つんですよ。

だって、気持ちではなく体調を考える方が、自分自身からより距離が取りやすいですから。



日々、小さなことでも大きなことでも、色々な感情が生じるのは自然なこと。



そして、それらの感情は、

出来事と、自分の考え方と、そして体調が絡み合って生じてるんだなあ、

そう思っておくと、よいんじゃないかなあ。



そうすると、自分の感情を扱いづらくなって困った時にも、手掛かりになるかもしれません。

ひょっとして、周りの人の感情の変化に対する許容度が、上がるかもしれません。

でも、他人(ひと)の感情と体調のことは、決して、決めつけたりはしないでね。





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その人のためにと思うなら

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「健康のために」となると、起きやすい不思議なことがあります。



なんだと思います?

私は、「してあげる」という発想だと思います。

その人のために、栄養のあるものを作ってあげる、

その人のために、運動できる状況をお膳立てしてあげる、

その人のために、身体に負荷の無い環境や状況を作ってあげる。



とても良いことだと思います。

私、嘘はついていませんよ。



ただ、条件があります。

もしも、その人が自分自身でそうしたいと選択して、あなたに頼んできているのであれば、です。



そう、その人の健康のために、

その人が健康について「考えなくともよいように」してあげる、

というのはどうなのかなあ、と個人的には思っています。



なぜそう思うのかって?



まず、現代社会において、その人の生活すべてを管理するのは不可能に近いから。

その人の24時間を管理するのも難しいし、

その人より100%長生きするかも分からない。



そして、健康においては、何の行動をとるかも大事だけれど、

その前に、自分で情報を選んで、吟味して、試してみて、結果がよいかを自分に聞いて、

軌道修正して、生活習慣にしていく力がもっと大事だと思うから。



さらに、その行動をなぜとるのがよいのか、適切に把握して行動していない場合、

ちょっと状況が変わっただけで、

せっかくの今までの行為を無駄にしてしまったり、

ご本人はよいと思っているけれど実はあまりよくない行動を取ってしまったりも、あり得るから。



人間、自分で選んだことは、結果がどうだったかもきちんと観察するものだと思いませんか?

自分で選んだことは、例え結果が悪くとも、人のせいにするということはしにくいと思いませんか?

自分が選んだことだったら、そのやり方を辞めて別のやり方に変更する、というのもしやすいと思いませんか?



・・・もし、健康の分野の話でなければ、その人の意思を尊重するだろうなあ・・・

と思ったら、ちょっと立ち止まってみてほしいと思うのです。



誰か、大事な人のために、目いっぱい、やってあげてもよいのです。

その時に、

「その人の意思で」そうするようにした方が、何倍もよいと思うんです。

最初はあなたが提案したことであっても、

最終的にその人がそれでお願い、と言うのが大事だと考えています。



もしあなたが、誰かのために、と行動することが多いのであれば、

どうでしょう、

行動はそのままに、考え方の方向性をちょっとだけ変えて下さったら、

もっと気持ちよくやってあげられるのではないかという気もします。



「私はこうするのがよいと思いますが、よろしければやってみますか?」

「私に、このようにして欲しいですか?望むのであれば、教えて下さいね。」

そんなことを意味する言葉で、声掛けができたら、と思います。



一つのヒントになりましたら幸いです。





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グラデーションをつける

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突然ですが、あなたは災害に対してどんな態度ですか?

・・・不安だから考えないです。

・・・心配性だから、あれこれ調べて対策取っています。

・・・とりあえず、防災袋を用意しておきます、転倒防止だけしています。

・・・自分が、身近な人が災害に遭ったので、すごく学んで行動しました。



そう言う私も、どこか自分には起きない、と思ってしまっている方です。

あるとすれば、何となく、地震は身近に感じるので、家具の転倒防止はしていました。

東日本大震災でも役には立ちました。

もしも、もっと影響が大きかったらと思うと、対策は全く足りないはずですが。。。



ところで、健康の話をしたいこのブログで、なぜ災害の話?



実は、昨年災害が起きた地域で、

「ここは災害が起きる可能性がある場所だから、対策しておいて」と普段から仰っていた人がいたそうです。

具体的なことは省きますが、

それを聞いても、多くの人が「自分には起きない」と思って何もしておらず、

結局災害を真正面から最大に受けてしまった、という話を聞きました。

私はその話に、はっとしたのです。



もう少し、災害の話をさせて下さい。

そもそも、すべての災害に万全の備えをするというのは、災害対策「初心者」にはハードルの高い話。

確かに、災害って、どんな災害も想定外で起きることはあります。



でも、起きる確率が高いという土地や状況ってあると思うんです。

あるいは、起きた時の影響が大きい災害ってあると思うんです。

もしも大きく後悔するとしたら、起きる確率が高いのを知っていたのに、

起きた時の影響が自分に大きいはずだったのに、

さらに、よい対策になることを教えてくれる人がいたのに、

何も備えをしていなかった時ではないでしょうか。



そうすると、一つの考え方として、

起きる確率の高い災害と低い災害、

起きた時の自分や家族や会社への影響が大きい災害と小さい災害、

良い対策があるものとあまりないもの、

その災害について知る機会があったものとないもの、

・・・それらで、備えをするか、備えの程度に濃淡をつけたりはしませんか?



実は、病気や不調って、人の体に起きる、ある意味の「災害」と捉えることもできます。



だから、濃淡をつけて対策を取ることができるはずなんです。

例えば、自分の家系に多いもの。自分の生活や仕事で起きやすいもの。

例えば、科学的に証明された、現実的な予防方法が既にあるもの。

例えば、不調に陥った時に、自分が一番大事にしていることをできなくするもの。



加えて、災害と違って、

急ではない予兆のサインが出ることも、前段階の違和感が出ることもそれなりに多くあり、

そんな場合は備える時間も取ることができます。

もちろん、災害でも予兆があることもあるでしょうし、

病気や不調でも突然のこともたくさんありますが、

地球や社会のことに比べて、自分自身の身体のことについては、自身の中にセンサーがあるのですよね。



そんなわけで、

なんとなく「起きるまで考えない」、なんとなく「自分には起きないと信じている」、

というのは、とても、とてももったいないので、

濃淡をつけて、予防や、起きるのを遅らせることを考えてみませんか?

グラデーションです。



全体が薄ーいグラデーションでも、ほんの一部だけ濃いグラデーションでもいいです。



そして、「実は確率が高いよ」「備えておくのとおかないのがすごく違うよ」と

言って下さる人達がいたら、ちょっとだけ耳を傾けてみたい。

どんなグラデーションにするかの参考になるから。



さて、私も、災害対策のグラデーションも見直すことにしようかしら。




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出てきてくれて、ありがとさん

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あー、仕事一生懸命やり過ぎたことが、今頃こんなことになって・・・

自業自得だけど、遊び過ぎたのが出ちゃってやばいな・・・

ストレス強かったけど、さらにいじめなくたっていいのに・・・



何の話だと思います?

はい、私のことですからもちろん健康のことです。



健康診断や人間ドックで、何かの指標が悪化した時。

今まで考えもしなかったような、身体の不調が出てきた時。

久し振りに会った人に、体調が悪くないか尋ねられた時。



そんな時、どんな気持ちにあなたはなりそうですか?なりましたか?



原因は何だったんだろう?

・・・自分がだめだったからだ、いや、あいつのせいだ!

いやいや、原因はあとで追求すればいいんです。



なかったことにしたい!

・・・過去に戻りたい、戻るにはどうしたらいいんだろう?

いえいえ、分かっているとは思いますけれど、さすがに過去には戻れません。



まあ大したことないさ。

・・・だって、病気というほどじゃないはずさ、とりあえず困ってないし、忘れとこう。

おやおや、実は不愉快だなとか、辛いなとか、不安だとか、そういういう気持ち、ありますよね。



でもね、いいんです、これらの気持ちを持ったって。

人間だもの。

そう思ったんだー、そう感じたんだー、ってご自身に声をかけてあげて下さい。

最初のこのプロセスを大事にするのは、重要なポイントです。



そうしたら、その後の大事なプロセスに、向き合いやすくなるかもしれません。



いや待てよ、そのサインって、今出てきてくれてありがたくない?

だって、これが一年後、五年後に出たサインなら、打てる手立てが減っちゃうかもしれないじゃん。

だって、このままだと進めないよ、今やっていることを続けたいならやり方を変えなくちゃ、ってことじゃん。

だって、ともかく身体が悲鳴を上げてるのを、知らせてくれたんじゃん。



そんな風に考えてみることはできませんか?



最初は無理して、そう思うようにしてもいいです。

ご自身に、そんな言葉をかけることができたら、

もしかすると、頑張って生きてきたからね、とか、目いっぱい毎日楽しんだよね、とか、

思えるかもしれません。

そして。

ちょっとだけそのサインに感謝できるかもしれません。



何かのサインが出た時、

今でよかった、

この程度のうちでよかった、

サインが出る身体でよかった、

そんな風に思考をスイッチできたら、きっと、随分気持ちが楽になります。



どうするかは、さあ、それからです。




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