自分を罰していませんか

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本気でやろうと思っているのに、・・・何だかできないんだよな。

自分は短期間集中型だ、・・・だって、やるのに気合いが要るので。



・・・健康のためにと始めたことなのだけれど、こんな気持ちを抱えていませんか？



そんな場合、一つ気付くといいかもしれないことがあります。



実行できていないという事実や、なかなかやる気にならないこと自体について、

そういうことをもたらした「ご自分」を責めていませんか？

たとえ、他人（ひと）には、自分ができなかった尤もな言い訳をしていたとしても、

実は、心の中では罪悪感を持っていたりして。

「なんて根性のないやつなんだ」

「なんて怠け者なんだ」

「だから、こんな体形、こんな身体になるんだ」

「言い訳なんかしちゃって、ヤな奴だ」



・・・　ついつい、そんな声をかけてしまう人も多いかもしれません。

人間らしいところでもありますけれどね。



だけれども。

そんな声をご自身にかけることが、どんな効果を生んでいるかについて

ちょっとだけ気が付いて欲しいのです。



誰だって、もし他人からそんな風に責められたり罰せられたりしたら嫌ですよね。

だから、無意識に、それについて考えること自体を避けようとします。

そうしたら、やろうと思っていたこと自体も、そうしようと思っていた気持ちも、

一緒にあなたの頭からいなくなっちゃいます。



だから、やる気にならないのです。

責められても、なおやるためにはエネルギーが要るから、気合いが必要になるのです。

どんどん悪循環に入ります・・・。



ここは、自分の心の中でそんな声がし始めたら、ちゃんと気が付いてあげて下さい。

「そんな声をかけても、つらくなっちゃうよ」とご自身に教えてあげましょう。

そうして、元々どうして”それ”をしたいと思ったのか、今一度思い出したい。



本来は、根性なしでも、怠け者でも、できる方法っていうのがきっとあって、

それを選ぶことは、恥ずかしいことでも、人間として低級なわけでもないんです。

だって、年がら年中、健康のことに最大のエネルギーをかけられる人は少ないから、

健康のことには、根性なしで怠け者のままでいいんです。



それでも、「いつの間にかやれてしまう」ようにしちゃうんです。



むしろ、自分なりの「やる気」の要らない方法を探し当てて、それをやることを選べるなら、

とっても賢いんです。



・・・もしも、それでもできないのなら、

本当にやりたかったことなのか、それ自体を疑ってみても良いかもしれません。

あるいは、自分に副作用をもたらしている方法を選んでいないかや、

自分には効果が薄い方法を選んでいないかを、見直してみるのも大切です。



発想の転換が、笑顔を運んでくると信じています。