ハザードマップを見てみました
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
健康ブログにハザードマップ?
そう思った方は多いかもしれませんね。
勘のいい方は、何を言わんとしているかお気づきかもしれません。
いずれにしろ、ちょっとお付き合いくださいな。
最近、自分の住む場所のハザードマップを見てみました。
今は、検索すれば、自治体が提供するハザードマップも割とすぐ出てくるものなのかもしれません。
なぜ、見ようと思ったか?
私は、東日本大震災以来、津波や水害に対してセンサー感度が上がっていて
(育った土地がそういう被害のある地域だったからかもしれません)、
関東平野は広いとはいえ、太平洋に開いていない場所ではあっても、何だか心配だったからです。
震災後、あちこちに「ここは標高○mです」の標識を見るようになって、不安になった人もいません?
私もそうでした。
でも、心配だなー、のまま何年も過ぎていました。
ちょっとだけ高台に住んでいるから大丈夫、と思おうとしていました。
ある日、「大丈夫と思おう」とすることが疲れることだなあと気が付いたんです。
そこで、ハザードマップを見てみることにしました。
見てみたら、想像とは裏腹に、むしろ火災被害の方が心配な地域でした。
で、ハザードマップを見たら、私は嫌~な気持ちになったか?
実はそれほどならなかったのです。
むしろすっきりした面もありました。
津波や水害のリスクが想像していたほど大きくなく、
火災のリスクはかなり大きいことが分かったことで、
自分の中で事実が固定したからなんだろうと思います。
「○○かな~・・・?」と思っているのは結構疲れることなんでしょうね。
加えて、事実がはっきりしたら、次のようなことにも繋がります。
・できる対策を考え始めるスイッチが入る。少なくとも、知る前よりアンテナが立つ。
・そのリスクなら飲み込めるから何もしない、というのもないわけではない。
その場合、知らないで何もしないよりは、自分の意思で状況をコントロールしている感は感じられる。
・少なくとも、いざという時こうしよう(こうなったらこうしよう)と思えるだけでも
むしろ安心が増えたような感覚になる
(ハザードマップの場合、この地域より安全な場所に移動しよう、とか)。
前置きが長くなりましたが、ここからが健康の話です。
健康でも、リスクを示す”ハザードマップ”みたいなものっていっぱいありますよね。
健診結果もそうだし、遺伝的な素質を知ることもそう。
今の生活習慣が、健康に対してどんな効果をもつか知ることもそう。
このままの生活習慣で、このままの状態で放置するとどうなるか?を知ることもそう。
そんなもの知りたくないなー、と思っている方に、お伝えしたい。
もしかしたら、「知りたくない」から知らないでおくことによる安心感よりも、
「知った」ことに依って事実がはっきりしたすっきり感の方が、
例えある程度のショックがあっても、気持ちがいいかもしれないということ。
そして、分からない状態でいることは、具体的な対策を取る行動を起こしにくい、
ということも覚えておく必要があります。
知っても知らなくても「事実」自体は変わらないんです。
だったら、知って取れる対策を取った方がいいと思いませんか?
それでも「知りたくない」ことは、「知らない」と決めるのはあるとは思います。
(知ることの影響は自分だけに閉じないケースもあります。
そういう場合は専門家に相談し、よく考えたほうがよいです。)
でも、もし知らない状態でいることにモヤモヤしているなら、
「知りたい」気持ちも混じっているかもしれませんよ。
あなたにとっての、健康の「ハザードマップ」のようなものを、考えて探してみませんか?
健康ブログにハザードマップ?
そう思った方は多いかもしれませんね。
勘のいい方は、何を言わんとしているかお気づきかもしれません。
いずれにしろ、ちょっとお付き合いくださいな。
最近、自分の住む場所のハザードマップを見てみました。
今は、検索すれば、自治体が提供するハザードマップも割とすぐ出てくるものなのかもしれません。
なぜ、見ようと思ったか?
私は、東日本大震災以来、津波や水害に対してセンサー感度が上がっていて
(育った土地がそういう被害のある地域だったからかもしれません)、
関東平野は広いとはいえ、太平洋に開いていない場所ではあっても、何だか心配だったからです。
震災後、あちこちに「ここは標高○mです」の標識を見るようになって、不安になった人もいません?
私もそうでした。
でも、心配だなー、のまま何年も過ぎていました。
ちょっとだけ高台に住んでいるから大丈夫、と思おうとしていました。
ある日、「大丈夫と思おう」とすることが疲れることだなあと気が付いたんです。
そこで、ハザードマップを見てみることにしました。
見てみたら、想像とは裏腹に、むしろ火災被害の方が心配な地域でした。
で、ハザードマップを見たら、私は嫌~な気持ちになったか?
実はそれほどならなかったのです。
むしろすっきりした面もありました。
津波や水害のリスクが想像していたほど大きくなく、
火災のリスクはかなり大きいことが分かったことで、
自分の中で事実が固定したからなんだろうと思います。
「○○かな~・・・?」と思っているのは結構疲れることなんでしょうね。
加えて、事実がはっきりしたら、次のようなことにも繋がります。
・できる対策を考え始めるスイッチが入る。少なくとも、知る前よりアンテナが立つ。
・そのリスクなら飲み込めるから何もしない、というのもないわけではない。
その場合、知らないで何もしないよりは、自分の意思で状況をコントロールしている感は感じられる。
・少なくとも、いざという時こうしよう(こうなったらこうしよう)と思えるだけでも
むしろ安心が増えたような感覚になる
(ハザードマップの場合、この地域より安全な場所に移動しよう、とか)。
前置きが長くなりましたが、ここからが健康の話です。
健康でも、リスクを示す”ハザードマップ”みたいなものっていっぱいありますよね。
健診結果もそうだし、遺伝的な素質を知ることもそう。
今の生活習慣が、健康に対してどんな効果をもつか知ることもそう。
このままの生活習慣で、このままの状態で放置するとどうなるか?を知ることもそう。
そんなもの知りたくないなー、と思っている方に、お伝えしたい。
もしかしたら、「知りたくない」から知らないでおくことによる安心感よりも、
「知った」ことに依って事実がはっきりしたすっきり感の方が、
例えある程度のショックがあっても、気持ちがいいかもしれないということ。
そして、分からない状態でいることは、具体的な対策を取る行動を起こしにくい、
ということも覚えておく必要があります。
知っても知らなくても「事実」自体は変わらないんです。
だったら、知って取れる対策を取った方がいいと思いませんか?
それでも「知りたくない」ことは、「知らない」と決めるのはあるとは思います。
(知ることの影響は自分だけに閉じないケースもあります。
そういう場合は専門家に相談し、よく考えたほうがよいです。)
でも、もし知らない状態でいることにモヤモヤしているなら、
「知りたい」気持ちも混じっているかもしれませんよ。
あなたにとっての、健康の「ハザードマップ」のようなものを、考えて探してみませんか?
うのみにする代わりに
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
健康に興味のあるあなた。
いやあ、健康に興味なくはないけど、それより関心高いことが沢山あるあなた。
健康に関心はない、はずだけど、へええ、という情報はつい聞いてしまうあなた。
どんな関心度の方にも、当てはまる話をします。
あなたとどんな関係の方から聞いた情報に対してでも、大事にしてほしいことを話します。
それは・・・。
その話をうのみにしないでほしいということ。
たとえ、信頼している方からの情報であっても、
その人が健康に関する専門家ではない限り、100%そのままは信じないで欲しい。
別に、信じるな、否定しろ、と言っている訳ではありません。
30%位信じる、とか、70%位信じる、とかでもよいから、
感覚としては、文章の最後に「?」をつけておいてほしいということ。
健康に興味のあるあなた。
いやあ、健康に興味なくはないけど、それより関心高いことが沢山あるあなた。
健康に関心はない、はずだけど、へええ、という情報はつい聞いてしまうあなた。
どんな関心度の方にも、当てはまる話をします。
あなたとどんな関係の方から聞いた情報に対してでも、大事にしてほしいことを話します。
それは・・・。
その話をうのみにしないでほしいということ。
たとえ、信頼している方からの情報であっても、
その人が健康に関する専門家ではない限り、100%そのままは信じないで欲しい。
別に、信じるな、否定しろ、と言っている訳ではありません。
30%位信じる、とか、70%位信じる、とかでもよいから、
感覚としては、文章の最後に「?」をつけておいてほしいということ。
○○を食べると身体にいい?
○○をするのは身体によくない?
そして、それを実践するときも「?」をつけたままでいて欲しい。
”もしかしたら正しくないかもしれない”から、実行する前に良く調べる、とか、
”正しくなくてもそのリスクは自分の許容範囲だろう”と判断したからやってみる、とか、
やってみながらも、身体の様子はよく見て”どうですか?”と問いかける、とか。
逆に、副作用について騒がれている場合は、
”あなたの困りごとを解決できる”というメリットを、
覆い隠してしまうほど副作用が大きいのか、調べてみる、とか。
やはり一番いいのは、その情報の裏を取ることです。
話の大元の発信源を知ることです。
誰が、どんな根拠で、その情報を発信しているのか、
どの程度の調査や実験や科学的背景があっての情報なのか。
でも、情報の裏を取ることをきちんとやるのも大変だし、
あなたにとってリスクが小さいと考えたので、そこまでしなくても、という時は?
それでも、うのみにする代わりに、まずは「?」です。
それは、その情報を下さった方に失礼?
いえいえ、そんなことはありません。
むしろ、その方のためにもなるんです。
万が一ですよ、その情報が間違っていたり、解釈が違っていたときに、
・・・あなたがそれを丸呑みにしさえしなければ、
あなたがその人のせいにせずに済むんです。
それってむしろ、教えてくれた方へのある種の敬意ではありませんか?
教えてくれた方の身になってみたら、そんな気がしません?
”そこまで裏を取って言ったわけではなかったんだけど”・・・と言いたくなりません?
”ちゃんと調べてから実行したよ”・・・と聞いたら、嬉しくありません?
うのみにする代わりに、まずは「?」です。
速ければ速い方がいい?
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
健康に関する取り組みをしたら、何かが以前より変わることを期待しますよね?
だって、アクションしているんですもの、何も変わらないことを期待する方が珍しい。
その変化のスピードって、どのくらいが良いと思っています?
速ければ速い方がいい?
そうかなあ。
それって、変化が急すぎて、身体に負担がかかって、副作用が心配です。
あるいは、それ自体は問題ないけれど、他にしわ寄せが行って続けられないこともあり得る。
身体のこと以外でも、私が目安にしている変化の考え方があります。
ご紹介させて下さい。
この考え方では、どんなスピードだろう、と考えながら読んで下さいね。
1か月。
行動は確かに変わった。
その効果は、どうかな?分かる時もあるし、分からない時もある。
変わった!と思った次の日、あれ、戻ってる気もするなあ、とか、そんな感じ。
3か月。
行動はもう習慣になり始めていて、考えなくてもやっている。
効果のほどは、自分では確かに感じられるようになってくる。
もしかして、見る人が見れば、分かる変化も出てくるかもしれない。
1年。
周りにいる人が見れば、分かる変化となり始めている。
自分にとってはもう、ほぼ既成事実。
でも、久し振りの人には、分かるか分からないか、ぐらい。
そして、大きな出来事があって中断すると、あっけなく習慣が元に戻ることはある。
3年。
誰が見ても変化が分かるようになる。
3年続ける間に、続けにくい事象を沢山超えているので、
ちょっとやそっとでは止めない。
5年。
もはや別人(言い過ぎですが)。
このくらいのスピードだったら、
身体への負担や副作用の心配が少ない可能性が高い、気がします。
(もちろん、お薬のようなものは別です)
逆に、これより速い変化を起こしたいときは、
あらかじめ、負担や副作用を防止するようなやり方を考えた方が良い
・・・って、思っておいた方が安全。
具体的な課題に依って、もちろん事情と最適なスピードは異なりますが、
考え方として、こんな考え方も参考にできるのではないでしょうか。
そして、このくらいのスピードだと思えば、効果を焦らずに続けていける気がします。
逆に実は、頑張っていても、変化の訪れってこんなスピードのことの方が多いかもしれません。
そんな時にも思い出して、じっくり取り組んで欲しいなあ。
※ タイトルと一部表現を修正しました(2019/7/2)
健康に関する取り組みをしたら、何かが以前より変わることを期待しますよね?
だって、アクションしているんですもの、何も変わらないことを期待する方が珍しい。
その変化のスピードって、どのくらいが良いと思っています?
速ければ速い方がいい?
そうかなあ。
それって、変化が急すぎて、身体に負担がかかって、副作用が心配です。
あるいは、それ自体は問題ないけれど、他にしわ寄せが行って続けられないこともあり得る。
身体のこと以外でも、私が目安にしている変化の考え方があります。
ご紹介させて下さい。
この考え方では、どんなスピードだろう、と考えながら読んで下さいね。
1か月。
行動は確かに変わった。
その効果は、どうかな?分かる時もあるし、分からない時もある。
変わった!と思った次の日、あれ、戻ってる気もするなあ、とか、そんな感じ。
3か月。
行動はもう習慣になり始めていて、考えなくてもやっている。
効果のほどは、自分では確かに感じられるようになってくる。
もしかして、見る人が見れば、分かる変化も出てくるかもしれない。
1年。
周りにいる人が見れば、分かる変化となり始めている。
自分にとってはもう、ほぼ既成事実。
でも、久し振りの人には、分かるか分からないか、ぐらい。
そして、大きな出来事があって中断すると、あっけなく習慣が元に戻ることはある。
3年。
誰が見ても変化が分かるようになる。
3年続ける間に、続けにくい事象を沢山超えているので、
ちょっとやそっとでは止めない。
5年。
もはや別人(言い過ぎですが)。
このくらいのスピードだったら、
身体への負担や副作用の心配が少ない可能性が高い、気がします。
(もちろん、お薬のようなものは別です)
逆に、これより速い変化を起こしたいときは、
あらかじめ、負担や副作用を防止するようなやり方を考えた方が良い
・・・って、思っておいた方が安全。
具体的な課題に依って、もちろん事情と最適なスピードは異なりますが、
考え方として、こんな考え方も参考にできるのではないでしょうか。
そして、このくらいのスピードだと思えば、効果を焦らずに続けていける気がします。
逆に実は、頑張っていても、変化の訪れってこんなスピードのことの方が多いかもしれません。
そんな時にも思い出して、じっくり取り組んで欲しいなあ。
※ タイトルと一部表現を修正しました(2019/7/2)